今まで、散々ネタにしてきた私の身近なお年寄り達
私の将来の道標となるかもしれない近況を
まず、お義父さん(後1ヶ月足らずで満99歳を向かえます)
年末年始に入院、病院転移、有料老人ホームへ入所と慌ただしかったものの、やっと落ち着きました、今の所は。
今までも、幾多の怪我やピンチが訪れ、アワやこれまでかと思う事もしばしば、しかしながら、ターミネーターのような復元力をもって、復活してきたお義父さん。以前のように、サンロク街には出かけないが、(最近スナックでお義父さんを見かけないんだけど、と数人の知人から聞かれました)まだまだ、イケてます。勿論、今の入所先でも最高齢、「ここにいたら、食べ物が管理されて、健康になったような気がする。まだまだ2年や3年生きれそうな気がする」と言う。お父と二人で「我々の方が大丈夫だろうか?」ふーっと息をつく。
私の伯母(身寄りナシ、92歳)
独り暮らしをしていたが、認知症が進み自分の事が出来なくなってグループホームにお世話になり、早2年以上が経つ。
週に1回余程の事がない限り、欠かさず顔を見に行く。
毎日与えられたものを食べ、デイサービスで与えられたスケジュールを過ごし、決まった時間に眠り、与えられた日々をタンタンと過ごしている。
話をしても、毎回同じ事をエンドレステープのように繰り返す。
私の言う事は、ほとんど聞いていない。私は、黙ってただ相槌を打ったり、聞いている風を装ったりして、帰るタイミングを見計らっている。
何たっておしゃべりが途切れないのだから、1時間でも、2時間でも続いてしまうのだ。今はこの生活にも慣れて、安定している。しかし、面倒を見てくれているヘルパーさんは仕事とはいえ、大変だろうなと気の毒に思う。
多分、風邪とか骨折とかしない限り、安定してまだ数年は大丈夫と思える。
フーッ!
そして、私の母親(田舎でまだ独り暮らしを頑張っている。91歳)
去年、気管支炎を煩い寝込んだ為、もう一人では置いておけないと我が家をリフォームしたが、長年の気ままな独り暮らしが良いと見えて、中々やって来ない。まあ、いつでも身を寄せれる所があると言う安心感をもって、一人で出来るうちは頑張るのも良いのかもと伯母を見てて思う事が有る。
田舎の隣近所には、同じ90代の人が4・5人おり絶えず行き来はしているのだが、しかし一人は淋しいとよく言う。そんなに言うのなら、早くこちらに来て一緒に暮らせばいいのに〜と言うと、そのうち行くからと言いつつ、1年になるのだ。やはり、どんなにボロな家でも(壁をネズミが走り回っていたり、クモやゾウリムシや蟻が部屋を歩いている)、自分の家が一番いいと言う事らしい。
回りには、花畑も野菜畑もあるし、のんびりした自然環境は、ずーっと自然を相手に生活してきた母親にとって離れ難いものに違いない。
それとお義父さんのことを気にしているのも確かだ。古い世代の母親としては、娘の私が舅であるお義父さんと暮らさないで、母親だけを見るという事に抵抗を感じているのかもしれない。そんな事言っている場合じゃないよ〜、もう先はないんだからと言いたいのだが、これ又頑固なんだな〜
兎に角、一筋縄ではいかない頑固で言う事の聞かない、気ままな年寄り達!
私もそうなるんだろうかね〜?多分、なるだろう〜
自己管理が出来る間は、人の世話にはならず、鶏のゲージのような安全、安心生活は選ばず、仮に孤独死と気の毒がられようと自由気ままを選び、認知になる前に程々で病気になって、人生を終えるという筋書きですかね。
その為にも、平凡でもいい、充実した人生を送りたいものです。
まあ、シロクマさんと三匹のネコ達、先代のネコ達のおかげで十分充実出来そうです。又、いつか機会があれば、その後の結末を、20年後にでも・・・
see you again
2012年03月27日
2012年03月20日
父とネコヤナギ
このコラムのコーナーが3月いっぱいで終了と言う事で、もうネタ探しをしなくても良いとホッとする反面、気が抜けてしまいます。
4年半の長きに渡り、ネコだとか、犬とか馬、時にはカラスだとかの動物好きでない人にとっては、どうでもいいような話と、身近な年寄り達との半ボケとジョークの入り交じったような話とか、自然とか宇宙のとりとめない話とか、夫婦揃ってノー天気な話とか、よくぞ続けて書かせて頂きました。
関係各位さま、有り難うございました。読者の皆さま、有り難うございました。
さあ、最後の2回引き締めて、書かせてもらいますと思ったんだけど・・・
19日の朝、今朝は外を見た途端、また冬が来ちゃったよ〜いう感じになってしまいました。一体、春はどこで道草しているんでしょうね?
いつもなら、もうネコヤナギが小さな芽を付け始める頃、
今頃の時期は玄関の下駄箱に、花瓶に入ったネコヤナギがないと、春が来たとは言えないんです。
そのネコヤナギと言えば、もう20年以上前に亡くなった父親がいつもそうしていたので、私も春の来訪には同じようにしています。
私が子どもの頃の時期は、まだまだ春の訪れは遠く、まして北の方の片田舎は3月といえどまだ真冬、ようやっと寒さが緩み始めたかな〜と思う頃、玄関の下駄箱の上に何気なく置いてあるネコヤナギの花瓶。
父親がいつも知らぬ間に取ってきて置いてあるんです。
ただ、黙々と仕事し、酒を飲み、タバコを吸い、新聞を読み、子供たちとはほとんど会話する事もない父親の、さりげない優しい一面を見たような気がして、あれっ?と思ったものです。
とにかく、酒が入っていないときは寡黙でしたね〜、
そんな父親が人生最後の幕引きをする時、胃がん(手術し治った)が5年後に食道がんで再発していたのだが、もう手術はしないと言い、抗がん剤の薬をもらって自宅で療養。家で好きなようにして暮らしていた。元来が大人しい性格なので、母親を煩わせることはなかったが、酒とタバコだけはいくら医者から禁じられても止める事はなかった。母親もくどく言っても聞かないので諦め好きなようにさせていたようだ。そして、自分の死期を決めていたようだ。
「寒くなる前に逝きたいと思う、年末、年始は葬儀に来てくれる人が大変だろうから、何とかその前に」といつも母にそんな事を漏らしていたようだ。
そして、いよいよと言う時まで、自宅で普通に生活をし、「母さん、もうご飯が喉に通らなくなった」と言って、初めて病院に入院したのだ。
それから1週間後、みんなが揃って見舞っていた日曜日、息子、娘達、孫達全員が揃っている所で、「おう、おう、みんな来たか」と喜んでいたなと思っていたら「母さん、水を呉れ」と言って母から一口水を飲ませてもらい、そのまま死んでしまったのだ。あまりにも、あっけなかったが全く苦しむ事なく、みんなの目の前で眠りついてしまったのだ。今日はちょっと辛そうだなと言う感じはあったが、今まで普通に話をしていたのだから、医者からご臨終ですと聞かされても、家族全員キツネにつままれたようなものだった。
数日が立っていろいろ後片付けをしていたら、出てくるわ出てくるわ薬の山が、父はいつからか分らないが、自分が決めた死期に合わせるかのように、薬をいっさい飲まなかったのだ。そして、12月22日何とか間に合ったのだ。
私もその時から秘かに、父を真似ようと考えている。
そう、上手くいくものか!と反撃されそう。
4年半の長きに渡り、ネコだとか、犬とか馬、時にはカラスだとかの動物好きでない人にとっては、どうでもいいような話と、身近な年寄り達との半ボケとジョークの入り交じったような話とか、自然とか宇宙のとりとめない話とか、夫婦揃ってノー天気な話とか、よくぞ続けて書かせて頂きました。
関係各位さま、有り難うございました。読者の皆さま、有り難うございました。
さあ、最後の2回引き締めて、書かせてもらいますと思ったんだけど・・・
19日の朝、今朝は外を見た途端、また冬が来ちゃったよ〜いう感じになってしまいました。一体、春はどこで道草しているんでしょうね?
いつもなら、もうネコヤナギが小さな芽を付け始める頃、
今頃の時期は玄関の下駄箱に、花瓶に入ったネコヤナギがないと、春が来たとは言えないんです。
そのネコヤナギと言えば、もう20年以上前に亡くなった父親がいつもそうしていたので、私も春の来訪には同じようにしています。
私が子どもの頃の時期は、まだまだ春の訪れは遠く、まして北の方の片田舎は3月といえどまだ真冬、ようやっと寒さが緩み始めたかな〜と思う頃、玄関の下駄箱の上に何気なく置いてあるネコヤナギの花瓶。
父親がいつも知らぬ間に取ってきて置いてあるんです。
ただ、黙々と仕事し、酒を飲み、タバコを吸い、新聞を読み、子供たちとはほとんど会話する事もない父親の、さりげない優しい一面を見たような気がして、あれっ?と思ったものです。
とにかく、酒が入っていないときは寡黙でしたね〜、
そんな父親が人生最後の幕引きをする時、胃がん(手術し治った)が5年後に食道がんで再発していたのだが、もう手術はしないと言い、抗がん剤の薬をもらって自宅で療養。家で好きなようにして暮らしていた。元来が大人しい性格なので、母親を煩わせることはなかったが、酒とタバコだけはいくら医者から禁じられても止める事はなかった。母親もくどく言っても聞かないので諦め好きなようにさせていたようだ。そして、自分の死期を決めていたようだ。
「寒くなる前に逝きたいと思う、年末、年始は葬儀に来てくれる人が大変だろうから、何とかその前に」といつも母にそんな事を漏らしていたようだ。
そして、いよいよと言う時まで、自宅で普通に生活をし、「母さん、もうご飯が喉に通らなくなった」と言って、初めて病院に入院したのだ。
それから1週間後、みんなが揃って見舞っていた日曜日、息子、娘達、孫達全員が揃っている所で、「おう、おう、みんな来たか」と喜んでいたなと思っていたら「母さん、水を呉れ」と言って母から一口水を飲ませてもらい、そのまま死んでしまったのだ。あまりにも、あっけなかったが全く苦しむ事なく、みんなの目の前で眠りついてしまったのだ。今日はちょっと辛そうだなと言う感じはあったが、今まで普通に話をしていたのだから、医者からご臨終ですと聞かされても、家族全員キツネにつままれたようなものだった。
数日が立っていろいろ後片付けをしていたら、出てくるわ出てくるわ薬の山が、父はいつからか分らないが、自分が決めた死期に合わせるかのように、薬をいっさい飲まなかったのだ。そして、12月22日何とか間に合ったのだ。
私もその時から秘かに、父を真似ようと考えている。
そう、上手くいくものか!と反撃されそう。
2012年03月13日
お父とネコ達にもらった話no26
お父は又、ネコ達に好き勝手な名前をつけて呼んでいる。
「オイ、胴っ腹ニシキヘビ!どけろっ!」と言っている。
「何、今のどっぱらニシキヘビって?」
「愛さっ!こいつの腹ったら、まるでニシキヘビとそっくりだ。この太さといい、この模様といい、なっ愛!どっぱらニシキヘビ!」と、蛇が大嫌いなお父が抱っこしている愛ちゃんの腹をポンポン叩いてる。
余程、我ながら上手いネーミングだと気に入った様子だ。
確かに、愛ちゃんのお腹を部分的に見てイメージを膨らませると、そんな感じもするが、それにしてもあんまりじゃない?
仮にも、愛ちゃんは雌ネコ。それでなくても、日頃から「トラ五郎」とか「おシシ」とか「いのしし」とか、どれひとつ取っても女の子らしい名前で呼ばれる事がないのに〜、更に「どっぱらニシキヘビ」なんて言う酷いあだ名。
そう呼ばれて、愛ちゃんは「フン、何さっ!お父のお腹だって、トドかクジラみたいなくせして!」って言っていそうな顔して、ムッとしている。
「わっ!指名手配中の犯人顔だな、その顔は!このネコ注意!かなり凶暴なり!」と言われた愛ちゃんの顔を見ると、まさしくドスが利いて睨んでいる。
お母も、あまりの凄さに吹き出すしかなかった。
そして、今度は「ケムシネコも腹じゃ3匹の中で一番デカイなー」と言う。
はは〜ん、ケムシネコはナナちゃんの事だ!毛色があまりにゴチャゴチャし、見窄らしい色合いと長い毛足にモコモコ歩き、三角の耳がなければ、どこから見てもケムシの大きな奴に見えるのだ。巨大ケムシ、出現!
ナナちゃんのあだ名は「ケムシの親分」「ケムシおばけ」とケムシが外れる事はない。
所で、お父の一番メンコのサクラは何?と聞いてみた。
日頃から「尾っぽーサクラ」「おとぼけサクラ」「デブザクラー」と、まあ他のネコ程悪くないので、果たして何と言うのか?
「う〜ん!サクラは・・・つり上がった三角目の宇宙人ネコだな!」と言った。
うん!お父の言いたかった事は、確かに分る!
何を考えているのか分らない予測不能の動きは、確かに宇宙人ぽい。
このコラムを見た人は、一体どういうネコを飼っているんだ?と言いたい所でしょう。憤慨されないうちに、この辺で止めておきます。

三角目の宇宙人ネコ

胴っ腹ニシキヘビ
「オイ、胴っ腹ニシキヘビ!どけろっ!」と言っている。
「何、今のどっぱらニシキヘビって?」
「愛さっ!こいつの腹ったら、まるでニシキヘビとそっくりだ。この太さといい、この模様といい、なっ愛!どっぱらニシキヘビ!」と、蛇が大嫌いなお父が抱っこしている愛ちゃんの腹をポンポン叩いてる。
余程、我ながら上手いネーミングだと気に入った様子だ。
確かに、愛ちゃんのお腹を部分的に見てイメージを膨らませると、そんな感じもするが、それにしてもあんまりじゃない?
仮にも、愛ちゃんは雌ネコ。それでなくても、日頃から「トラ五郎」とか「おシシ」とか「いのしし」とか、どれひとつ取っても女の子らしい名前で呼ばれる事がないのに〜、更に「どっぱらニシキヘビ」なんて言う酷いあだ名。
そう呼ばれて、愛ちゃんは「フン、何さっ!お父のお腹だって、トドかクジラみたいなくせして!」って言っていそうな顔して、ムッとしている。
「わっ!指名手配中の犯人顔だな、その顔は!このネコ注意!かなり凶暴なり!」と言われた愛ちゃんの顔を見ると、まさしくドスが利いて睨んでいる。
お母も、あまりの凄さに吹き出すしかなかった。
そして、今度は「ケムシネコも腹じゃ3匹の中で一番デカイなー」と言う。
はは〜ん、ケムシネコはナナちゃんの事だ!毛色があまりにゴチャゴチャし、見窄らしい色合いと長い毛足にモコモコ歩き、三角の耳がなければ、どこから見てもケムシの大きな奴に見えるのだ。巨大ケムシ、出現!
ナナちゃんのあだ名は「ケムシの親分」「ケムシおばけ」とケムシが外れる事はない。
所で、お父の一番メンコのサクラは何?と聞いてみた。
日頃から「尾っぽーサクラ」「おとぼけサクラ」「デブザクラー」と、まあ他のネコ程悪くないので、果たして何と言うのか?
「う〜ん!サクラは・・・つり上がった三角目の宇宙人ネコだな!」と言った。
うん!お父の言いたかった事は、確かに分る!
何を考えているのか分らない予測不能の動きは、確かに宇宙人ぽい。
このコラムを見た人は、一体どういうネコを飼っているんだ?と言いたい所でしょう。憤慨されないうちに、この辺で止めておきます。
三角目の宇宙人ネコ
胴っ腹ニシキヘビ

